外国人技能実習生は入国したら1ヶ月に組合で研修を受けます。1ヶ月後企業に配属し、実際の実習が始まります。技能実習生の受入後、次に準備をしないといけないものは「技能検定」です。
技能検定の受験は次の在留資格変更に係る大事な試験です。
技能実習の在留期間は、技能実習1号が1年、技能実習2号が2年、技能実習3号が2年間。合計で技能実習が5年間となっております。
技能実習1号を修了する前に、技能実習2号に変更申請が必要です。しかし、技能実習の在留資格を変更するためには、技能実習目標の「技能検定合格」を達成することが条件となっています。
技能実習1号の技能実習生が基礎級の学科試験と実技試験に学科試験と実技試験の両方に合格できなかった場合には、在留資格変更ができなくなりますので強制帰国になってしまいます。
技能実習生が長期実習ができるよう、実習実施者(企業)は技能検定の制度を理解し、試験受験の準備・指導を行う必要があります。
技能実習生向けの技能検定は、 基礎級、随時3級、随時2級 の3つの階級があります。
等級区分 | 試験の程度 |
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基礎級 | 基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識の程度 |
随時3級 | 初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
随時2級 | 中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
技能検定には実技試験と筆記試験があります。
- 技能実習2号へ変更するには、基礎級の実技試験・筆記試験両方の合格が必要です。
- 技能実習3号へ更新するには、3級の実技試験の合格が必要で、筆記試験は任意になります。
ライン協同組合は建設職種に自信がある監理団体です。そのため試験の前に実習生の勉強や指導などができます。実技試験場所も提供ができます。
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