現在大阪では約10,000人の外国人留学生が学んでいますが、このうち8割以上がアジアからの留学生で、また、その多くが私費留学生です。

留学生は、大阪や日本のよりよき理解者、国際交流の担い手であるばかりでなく、将来は出身国や地域と大阪や日本との交流の架け橋となることが期待されています。しかしながら、留学生、特に生活費を自宅からの送金やアルバイトが頼りの私費外国人留学生の多くは生活費の増加で悩み、志半ばにして帰国を余儀なくされるなど、彼らを取り巻く環境は厳しさを増しております。

こうしたことから、(公財)大阪国際交流センターでは、大阪で学ぶ外国人留学生に対する支援事業に役立てるため、市民や企業等のご支援の受け皿となる「外国人留学生支援市民募金」を設置しております。

これまで行ってきた留学生支援事業の経験を生かし、皆様方から寄せられました善意により、留学生が大阪で安心して勉学を続けられるよう、私費外国人留学生冠奨学金支援事業などを行っております。

何卒この募金の趣旨にご理解賜り、ご協力いただきますようお願いいたします。